週末の全米映画興行成績は、「クリード チャンプを継ぐ男」「ブラックパンサー」のライアン・クーグラーとマイケル・B・ジョーダンの監督・主演コンビ最新作「Sinners」が興収4560万ドル(約64億円)の好成績で初登場1位に輝いた。1930年代のアメリカ南部を舞台に、シカゴから故郷に戻り、黒人向け音楽酒場を始めた双子の兄弟が、思いもよらぬ悪と対峙していくさまを描く。レビューのほうもホラー映画としては異例の高評価が並び、興行批評とも期待以上のスタートとなった。ただし、制作費もかなりの額となっており、黒字化の見通しについてはまだまだ予断を許さない。共演はヘイリー・スタインフェルド、Miles Caton、ジャック・オコンネル、ウンミ・モサク、デルロイ・リンドー。2週連続首位の「マインクラフト/ザ・ムービー」は2位に後退も、依然好調を維持して累計は早くも3億ドルを突破。3位もワンランクダウンでエンジェル・スタジオ製作宗教アニメ「The King of Kings」が続いた。その他、7位には日本アニメ「劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク」がみごとランクインとなった。速報順位は以下の通り。
今週は、ベン・アフレック主演クライム・アクション「ザ・コンサルタント」の続編「The Account 2」、人気ゲームソフト『UNTIL DAWN -惨劇の山荘-』を映画化したホラー・サスペンス「Until Dawn」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」のアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟製作総指揮ファンタジー・アドベンチャー「The Legend of Ochi」などが公開予定。